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相剋の森

相剋の森 熊谷達也著;集英社文庫
相剋の森 (集英社文庫)

9月8日読了。

「邂逅の森」に続いて、熊谷達也は2冊目です。
前に呼んだ「邂逅の森」は、本当に素晴らしかった。あの濃密さ、息が詰まるような感覚は、今でも残っています。
「相剋の森」は、その「邂逅の森」より先に出版された作品のようです。

やっぱり面白いです!
「邂逅」のようにマタギが熊と対峙するときの本当に息詰まるような迫力という観点では、本作は少し物足りないかな。
それよりも、現代における熊猟のあり方、もっと言えば人間と野生動物の共生について、人間と自然の関係について。
そういう、深いことを考えさせる作品です。

結局、動物は他の種の動物を殺すのが、ある意味本能なのかも知れないですね。豚は食べるから殺してもいいけど熊は食べないから殺してはいけない、というのはおかしいと思うし。食べる食べないは文化にすぎないので。
それにしても、考えるほどに難しいです。
ひとつ言えるのは、生半可な覚悟では、熊を保護する側にも、熊を狩猟する側にも、回ることはできないし、すべきではないのだと思いました。

ところで、本作では、「邂逅の森」の登場人物たちとのつながり(ルーツ)が示され、おぉと思いました。
そういう意味で、出版順とは違うけど、「邂逅」を先に読むのが僕はいいと思います。
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茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
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