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精霊の守り人

精霊の守り人 上橋菜穂子著;新潮文庫
精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)

8月19日読了。

この本も、「新潮文庫の100冊」に含まれていて、とある書店で、新潮文庫の100冊の中の売れ筋第1位になっていました。
別にベストセラーを読むのは好きじゃないし、むしろあまり読まないのですが、新潮文庫の100冊の中で1位になっているような本を読んでいないのは、微妙な悔しさを感じます。
まぁ、書店の作戦にまんまと乗せられているわけでありますが。
でも読んでよかった。

これはまた、本当に面白いです!
いわゆる異世界ファンタジー。最初は、その世界の成り立ちや言葉に慣れないので、なかなか物語に入り込めません。しかし一度入り込むと、これが抜群に面白くて、抜け出せません。

僕のイメージとして、このような異世界ファンタジーに読者を惹きつける手段の王道は、少年あるいは少女を主人公に据えて、その子の冒険を通じた成長を、物語の柱とすること。
この何年かに読んだ中では、宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」がそういう物語で、これも抜群に面白かった。
ですが、本当にごく普通の、むしろ現実世界ではひ弱だった少年が、こんな大ピンチをこんな奇跡的な力を発揮して乗り切るわけないよなぁ、、、という非現実感が付いて回るものです。

それに対し、この物語は、30歳・独り身の女用心棒が主人公。
しかも超人的に強いわけでもなく、武術の腕は立つのだけど、ちょっとしたことで油断をしたり、判断ミスでみすみす危機に陥ったりして、周りに助けられたり。。。
自分は根っから戦いを求める闘鶏のようなものさ、などとうそぶきながら、若い呪術師のことが気になったり、恋も諦めきっていないようにみえる。
要は、なんだか、リアルなのです。

そして、異世界ファンタジーは、主人公にリアルさを感じて、少しでも感情移入できれば、自分もその世界の住人になるのに時間はかかりません。そうなることができた物語は、本当に読んでいて楽しい。
この「精霊の守り人」も、そういう楽しいファンタジーでした。

さて、この守り人シリーズはまだ延々と(10冊くらい?)続くのだそうです。とりあえず、次の「闇の守り人」は文庫化済みのようなので、そのうち読みます!

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茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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