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プラネタリウムのふたご

プラネタリウムのふたご いしいしんじ著;講談社文庫
プラネタリウムのふたご

7月29日読了。

ブックオフで買ってきて、あまり期待せずに読み始めたのですが・・・
これはこれは、嬉しい予想外でした!大当たりです。

何だか、ふわふわとした幻想的な雰囲気で話は進むのですが、色々な出来事が起こって、そのひとつひとつのエピソードが、なんて言うんだろう・・・やけに深く胸に染みます。心の深いところが優しく揺さぶられるような。でも決してそういう感情とか感動を押し付けるような文章ではありません。ホントに淡々と語られます。プラネタリウムの解説のように。
そう、それこそまさに、プラネタリウムを見ている(あるいは本当の星空を見ている)ときに、心穏やかな気持ちと、とらえどころのない不安感を同時に感じるような、、、そういう感覚が誘起されます。

読後、心に残るのは、解説に書かれているような、「こころの絶望と救済」などという、はっきりしたテーマではなくて、もっと言葉にしにくい感覚でした。僕としては。

あと、文章や構成が技巧に走っていないので、とてもまっすぐに、安心して小説の世界に向き合えます。なので僕としては珍しく、ゆっくりゆっくり読んでいました。とても気持ちよい読書時間だった。

いしいしんじの他の本も読んでみるかな。
これまで、平仮名の「いしいしんじ」という作者名が、何となく好きな感じじゃなくて、訳もなくこの人の本には手を出していなかったんだけど。
もっと読んでみたいなと今は思っています。

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コメント

久々の訪問です♪
ミイラになっちゃったベランダ菜園残念だったね、、、
今年は北海道もものすごく暑くて、私も枯らしてしまったよ・・・また来年だね☆

ところで「プラネタリウムのふたご」。
実はこの本、以前ちょっと読んだだけで放棄していた本だったんです、、、
なんというか独特の世界観だし、長編なのに童話っぽい雰囲気で
私としては珍しく読み進められなかったんだ・・・
でもこのブログに“アタリ”と書いてあり、もう一回読んでみることに!(^^)

すると後半に
「ひょっとしたら、より多くだまされるほど、人ってしあわせなんじゃないだろうか」
そんなセリフが出てきて、イッキになるほど~と心に染みました。
後半は前半が嘘のように読み進み、無事に読了。
このブログのおかげで1冊また心に入ってきました。ありがとう!!

お久しぶりです!

ベランダ菜園は、記事にも書いたけどコツコツと再建しているところだよ。
今年の暑さは人間にもきつかったものねぇ。コハもお身体ご自愛くださいねぇ。

「プラネタリウムのふたご」、おっしゃるとおり、後半が白眉だよね。
ホント童話っぽいんだけど、よい文章・深い言葉が散りばめられていると思います。
だまされることができるってことが思いやりであり優しさなのだとすると、それは案外簡単なことのような気もするよね。実際は、そういう風に優しくなれない自分がいるけど。

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Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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