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太陽の塔

太陽の塔 森見登美彦著;新潮文庫




7月19日読了。

文庫各社が夏の100冊を並べる季節になりました。
本屋に行って文庫の夏100を見ると、あ~夏なんだなぁと風物詩のように思えます。
で、ふらりと立ち寄った書店で、新潮文庫の100冊からの売上げランキングみたいなことをやっていて、その2位が、この「太陽の塔」だった。
毎年あたらしい文庫も夏100に入るんですよね。そうでないとすぐに100冊読み尽くしてしまうし。これもそんな新顔なのに、2位だとは。「こころ」よりも太宰よりも坂口安吾よりも村上春樹よりも売れているとは!コレは読まねばと、書店の策略に乗せられました。

で、読んで、良かった~!めちゃめちゃ面白い!ばかばかしくて面白いです。
そして、面白い上に、めちゃめちゃ懐かしかった~!
僕も学生時代は6年間京都に住んでいて、僕の行動エリアが、この小説の舞台とキレイにかぶっていました。
主人公の住んでいるあたり(北白川別当の交差点から御蔭通を東に入り山中越えへの坂道をフラフラ上がったあたり)や、水尾さんの住んでいるあたり(右手を見ると東大路を叡山電車が斜めに横切り元田中の駅が見えるあたり)も、完全にわかります。
僕は叡山電車の茶山駅の近くに住んでいた。
ということで、主人公が京都の町をフラフラと怪しく歩き回るのが、あの頃の自分と重なる~。
北白川別当の交差点の本屋、よく行ってました。高野のビデオ屋、よく行ってました。下鴨神社の納涼古本祭り、大好きでした。元田中の近くの牛丼屋、カレー屋。銀閣寺道の裏から大文字山に登ったり、志賀越道は1回生の頃の下宿が面していた。吉田神社、工学部x号館、祇園会館の1000円で2本立ての映画、四条河原町の喧騒、十条の撤去自転車保管所、そして鴨川デルタの宴会、、、
行動も同じようなことしてます。友達の部屋で朝まで飲んでしまったときの気だるさとか、酔っ払って朝方コンビニにカップラーメンを買いに行ったり。。。
なんか学生の頃の、甘酸っぱい、むさくるしい、苦々しい、恥ずかしい、今じゃそうそう思い出すこともない数々のエッセンスが脳内に溢れてきて、恍惚としてしまいました。
いや~読んでよかった!!

ということで非常に私的な感想になってしまいましたが、京都を知らない人でも、ちゃんと面白いと思います。
できれば、学生時代は遠くに過ぎ去ったけれど、何かの拍子に細かなことまで思い出せる位には年老いていない年代(つまり僕くらい)に読むのが一番良いと思います。自画自賛。

さて。学生時代の悪友よ。今出川通と東大路と北大路と白川通で囲まれたあたりをふらついていた友たちよ。
このブログをもしも見たら、ぜひこの本を読みたまえ!
懐かしくてとろけてしまうこと間違いなしです。

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Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
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