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幸福な食卓

幸福な食卓 瀬尾まいこ著;講談社文庫
幸福な食卓

6月20日読了。

読み終わって、帯に書いてあるような「涙が溢れるほどに優しくて、温かい」というキャッチには、ちょっと違和感を抱きましたが、それでも読んでよかったとは思います。

正直、最初の数十ページを読んだところで、どうにも小説の世界に入っていけなくて、登場する家族のどの人にも魅力を感じなくて(っていうか血の通った人間性のようなものが全く感じられず)、もう読むのをやめようかと思ったくらいでした。
結局、最後まで登場人物の心の深い部分には触れられなかった気がするし、特に父親はまったくリアルじゃなかった。

でも、物語中盤で、ある悲しい出来事が起こって、それによって主人公は底なしの悲しみに沈み込んで、、、そこで描かれる深い深い喪失感と、そこから少しずつ少しずつ這い上がっていく強さと、周りの人の優しさと無力感、そういうものはよく書けていて、心を動かされました。
よしもとばななの小説を読んだときのような、印象でした。特に初期の、「ムーンライト・シャドウ」とか。(「キッチン」よりも「ムーンライト・シャドウ」の方が僕にとっては印象深い)
僕は個人的には、深い悲しみを癒せるのは、時間以外にはないと思っていますが。。。

それはともかく。
中学校の国語の先生をしながら小説を書いているという、作者の瀬尾まいこさんにはがんばってほしいですね。
僕は中学校のときの国語の先生が、授業中につばを飛ばしながらおすすめした「岩窟王」(「モンテ・クリスト伯」のことですが)を読んで、そのとんでもない面白さが読書の原初体験です。それ以来本に魅せられたと思っていて、その国語の先生には今でも感謝しています。
なので、中学校の国語の先生であり作家でもあるというだけで、応援したくなるのです。
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コメント

うんうん!瀬尾さんにはず-っと二足のワラジで両方共頑張って欲しいよね!
私は彼女の作品が結構好きで(学校に勤めているから共感しやすいのかも)
割と最近出したばかりのエッセイ「見えない誰かと」がお気に入り。
他の作品も優しい雰囲気のものばかりで、ほのぼのします。
彼女、私たちと同い年なんだよねー それもあって応援してます(^-^)/

へ~、同い年だったんだ。。。すごいねぇ!偉いね。
同い年ってだけでホント妙な連帯感というか親近感を抱いてしまいます。

瀬尾まいこさんの本で「図書館の神様」ってあるじゃない?
僕はその題名だけで、クラクラッときていて、読みたいな~と思っているんだけど、なかなか文庫にならないんだよねぇ。
まぁ、そのうち文庫で出るだろうと思って気長に待っているんだけどね。
コハはきっともう読んでいるよね!?
・・・でもこうして気になる本の文庫化を待つ日々も、結構好きだったりします。

もちろん!!

図書館の神様もとっても良いよ~♪
幸福な食卓よりも好きかな。
「人生立ち直り物語」的な感じなんだけど、重すぎないし
舞台が図書室だから「本」の話題もいっぱいあって一気に読める事
間違いなし!
文庫になる日が待ち遠しいね・・・

やはり良かった?
じゃ文庫になるの楽しみにしてます!
読みたい本がいっぱい待っているのはうれしいことだよねぇ。

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Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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