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いつか王子駅で

いつか王子駅で 堀江敏幸著;新潮文庫




4月16日読了。

とても、上質な本を読んだ気がします。
本の中の、ゆるゆるとした時の流れがすごく良いです。
文庫本の表紙の雰囲気と中身の雰囲気がすごくマッチしています。
こういう小説は久しぶりに読んだ気がして、すごく好きです。

話は特に劇的な展開やストーリーはなくて、東京下町に住む主人公がゆるゆると生きながら、色んなことをああでもないこうでもないと考えたり、周りの人たちと触れ合う様子が淡々と書かれています。

主人公が、部屋の黒電話が調子悪くなって修理が来るのを待ちながら、「待つこと」について思いをめぐらすところなんか、もうおかしくって。
それに、大家さんの娘の咲ちゃんとの掛け合いもほんわかしていて、いいなぁって思います。
競馬の話も面白い。テンポイントとか、見てみたくなりました。

ということで、東京の下町の情景に郷愁を覚える人や、1970年代に競馬が好きだった人(僕のお父さん世代かな)は、絶対この本、気に入ると思います。
そうでなくても、僕はどっちにも当てはまらないけどとても気に入ったので、ゆったりとした気持ちの良い読書の時間を過ごしたい人みんなにおすすめです。
ドキドキワクワクや感涙や意外性だけが読書の魅力じゃないってことを、再認識させてくれますよ。


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Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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