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半島

半島 松浦寿輝著;文春文庫
半島 (文春文庫 ま 19-2)

2月16日読了。

表紙が格好いいですね。まずはそれに惹かれて読み始めました。

勤めていた大学に辞表を出して、とある半島の突端にある町に流れてきた中年の男が、そこで現実のような幻のような不思議な世界の中で右往左往しながら、いろいろと思索します。
人生って何なのか、現実は何なのか、この世はすべて仮初めのものなのか・・・といったようなあれやこれや。
そして、世界から置き去りにされたような半島の町で、男は雄飛のときを待っているのか、雌伏しつづけるのか。なかなか煮え切らない、なんだかんだ自分に言い訳をしては、行動することを先延ばしにして、のんべんだらりと酒に浸っては、自分の影とおしゃべりするのを心待ちにしていたり・・・とにかく情けない男です。
まぁそんな感じで、独特の味わいを持つ小説です。
なんと言っても、文章が独特ですね。
粘っこい、まとわりつくような。澱んだような。そんな風な言い方がわりとぴったりきます。
なんだか絡めとられるように読みました。

好みが分かれる文章かと思いますが、僕はわりと好きですね。
こういう、文学的な主張というか個性を持った文章は。理解できているのかどうかは別として。
夜にじっくり読んでみるのがよいと思います。
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Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
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