スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

6ステイン

6ステイン 福井晴敏著;講談社文庫
6ステイン (講談社文庫 ふ 59-9)

1月28日読了。

ブックオフの100円棚から。
福井晴敏さんの本は、『終戦のローレライ』、『亡国のイージス』に続いて3作目でした。この本は短編集です。

『終戦のローレライ』も『亡国のイージス』も重厚・長大な長編だったので、短編集を同じノリで書けるものかなと思いながら読み始めましたが、いや~おもしろかった。
短編なだけに、どれものっけから『ローレライ』や『イージス』のクライマックスばりの緊張感と迫力を漂わせます。ハラハラドキドキです。
しかもただ単にドンパチするだけの話ではなく、そこに登場する工作員たちの感情や気持ちの揺れ、迷い、諦観など、そういった負の感情が丁寧に描かれていて、リアリティを出しています。
そしてこれら登場人物たちに共通するのは、ピンチでも諦めない気持ちの強さと、くすぶっていても心の奥で燃えつづけている炎を持っていること。それを、ここぞというところで燃え上がらせます。

いいですよ~特に僕らガンダム世代には。
(別にロボットやモビルスーツが出てくるわけではありませんが)
悩み、迷いつつ戦う姿がアムロやシャアっぽいのです。。。なんて。
分厚いですが一気読みでした。

6つめの話『920を待ちながら』、最後におぉ!って驚いて嬉しくなりました。なぜかというと・・・言えませんが。
ぜひぜひ、『亡国のイージス』を読んでから、こちらの『6ステイン』を読まれることをオススメします。
スポンサーサイト

勝田全国マラソン

完走しました~!
人生2度めのフルマラソンです。
今回の舞台は勝田という、水戸の少し北にある街です。ひたちなか市というところで、海産物と干し芋が有名。僕の住むつくばからは、電車で1時間程度です。

さて、今回は、いかにペースを落とさずに42.195kmを走りきるか、ということを目標にして走りました。タイムは目標として設定せず。逆に言えば、一定のペースで走りきれるくらいのタイムは自分にとってどれくらいなのだろうかという実験的なものです。
で、最初は5分半/kmで入って、折り返しても余裕があるようなら少し上げていこう、ということを考えてスタートしました。

天気は快晴、風も思ったほど強くなく、寒いことは寒いけど日差しがあるのでまだまし。要は、絶好のコンディションだったといえるでしょう。
そして。僕の調子も、絶好調でした。
というのも、設定した5分半/kmよりちょっと遅いかな~という感覚で最初の5kmは入ったのですが、時計を見るとむしろ早め。次の5kmも、別にペースを上げるつもりはないのに(全然つらくないのに)設定より少し早め。
という感じで、スイスイと自分で思っているより早く走れました。
で、中間点を過ぎて、30kmに差し掛かり、つくばの時のような急激な落ち込みと辛さが来るかな~と思っていたら、それが来ない。むしろ残り10kmからペースを上げてゴールすることができました。
つくばのときは、最後は他人の足で走っているんじゃないかというくらい足に力が入らなかったのですが、今回は最後まで、自分の足で、足に力を入れて走りきれました。これがいちばん嬉しかった。

で、記録は、、、自己新記録更新です~!!

 種目:フルマラソン男子39歳以下
 記録:3時間43分36秒
     (ネットタイム 3時間40分59秒)
 種目別順位:519位
 マラソン男子総合順位:1281位/5290人

あと1分で3時間40分切りだったのに、と思うと残念ではありますが・・・
それはまた次への目標にとっておきます。

さて、勝田マラソンという大会、とても地域密着というか、地域を上げてマラソン大会を楽しんでいる感じがして、とても暖かく楽しい大会でした。
コース沿いには、公設のエイドステーションよりも、ばあちゃんや子どもやコース沿いの商店や会社が出してくれている私設のエイドステーションの方が多いくらいで、バナナやチョコレートや、リンゴやイチゴや梅干やシュークリームや・・・
とにかく何でもあって、すごく嬉しかったし、エネルギー補給の点で大変助かりました。
応援してくれる人たちも、今までのレースで一番多かったように思います。
勝田の皆さん、ありがとうございました!

ということで、次は4月にかすみがうらマラソンがあるので、それを目標にしたいと思います。また2月は走りこみです。今は早く足全体の筋肉痛を癒せるようしっかりストレッチなどして疲労を抜かなければ。

水滸伝 16 馳驟の章

水滸伝 16 馳驟の章 北方謙三著;集英社文庫
水滸伝 16 (16) (集英社文庫 き 3-59) (集英社文庫 き 3-59)

1月22日読了。

寒くてなかなか読書がはかどりません・・・
しかし。水滸伝は読まないわけにはいきません。
とうとう、16巻まで来ました。

今回は、大きな戦が終わって、官軍も梁山泊も、受けた傷を癒しつつ体制を立て直す段階です。
しかし、その裏では凄絶な暗闘が繰り広げられています。
凋落や偽装、そして互いに要人の暗殺を狙い・・・
あの、憎き史文恭が再び戻ってきたり。ハラハラドキドキです。
そしてまた、志を持った男たちが斃れます。嗚呼。

こういう、暗闘の部分も北方水滸伝では余すところなく語られ、暗闘要員の気持ちの揺らぎや迷い、逡巡のような感情の部分まで語られ、ただの冷酷な暗殺ではありません。
戦で馬を駆ける将軍たちの働きと同じように、闇の仕事人たちの働きも語られ、「これもまた戦なのだ」と感じさせます。
そういう意味では、この水滸伝では武人ばかり格好良く語られるわけではなく、文治担当や兵站担当とか医師とか薬師とか、そういう人たちの感情や志や想いがイキイキと語られているのが新鮮です。
あと、男たちばかりでない、女も当然梁山泊には加わっており、夫が斃れたときの彼女たちの思いなども、実に繊細かつ気持ちを込めて描かれていて、胸を熱くさせられます。

さて、官軍最強の童貫元帥も、いよいよ本格的に腰を上げました。
次回はどうなる?あと残すは3巻。カウントダウンです。
じっと来月を待ちましょう。。。

牛久シティマラソン

今日は今年1回目のマラソン大会です。つくば市の隣の牛久市で行われた10kmマラソンに出場してきました。これはもう地元と言ってもいいくらいの近さで、朝もゆっくり。
けっこうローカルな大会みたいで、出場者もそれほど多くなく、トイレもまぁまぁすいていて、いい感じでした。

さて、11月のつくばマラソンが終わってからしばらくは、走るとひざが痛くなって、12月はなかなかジョギングがしっかりできませんでした。
それで、12月も下旬になって、ようやくひざの痛みも治まってきたのか、ひざが痛くならないフォームで走れるようになったのか・・・ともかく痛みを気にせず走れるようになりました。
それからようやく、本格的に早朝ジョギングを復活させて、今日に至ります。
今年は元日の朝も6時前に起きて、初日の出ラン15kmを走りました!ゴロゴロ正月ではありますが、ジョギングを始めたおかげで、例年になく爽やかな年の初めでした。

そんなんこんなで、今日の『牛久シティマラソン』。今日の課題は、いかにリラックスしてスピードに乗って10kmを走れるか。
ということで、脚力を使って飛ばすというよりは、腕の振りを利用して滑らかに流れるように走るというイメージで行きました。

結果・・・

種目;一般男子10km(30~39歳)
記録;42分48秒
種目別順位;45位/170人中

ということで、自己記録更新!!です。わーい。
満足できる結果でした。
物凄くものすごく寒くて、腕も足も最初は動きが鈍かったし、指先がしびれるような感覚を持ちながら走っていたのに。以外にもペースは良かったみたいです。
よかったよかった。
これで40分切りも見えてきたかな。。。などと不敵なことを思ってみたりして。

これに自信を得て、次は1月27日、勝田全国マラソンに出ます。
勝田はフルマラソンですが、走り込みが足りていないことは見えているので、イーブンペースで走ることを目標に、走りこみの一環として、42kmジョギングのつもりで走ります。
次に記録更新を目指したフルマラソンは、4月のかすみがうらマラソンのつもり。

ともあれ、今日は記録更新したので夜はビールがうまいぞ~!

闇の守り人

闇の守り人 上橋菜穂子著;新潮文庫
闇の守り人 (新潮文庫 う 18-3)

1月10日読了。

守り人シリーズ2作目です。
1作目の『精霊の守り人』は大変おもしろかったけど、その後2作目を読んでいないままに、ふと気がつくと書店には3作目の『夢の守り人』が文庫で出ていました。
おぉこれは早く読まなければ、と思って早速2作目の『闇の守り人』です。

この手のファンタジーは、物語の中の世界を、自分の中で構築するまでが僕としては大変で、それは物語世界の中の独特の単語であったり、登場人物の名前であったり、世界の成り立ちであったり、、、要は物語の中のコモンセンスが自分の中でもコモンセンスにならないと読み進め難いし、物語に没頭できない。
しかし、この『闇の守り人』は、すぐに物語の中に入っていけました。たぶん、『精霊の守り人』を読んでいたので下地はできあがっていたのでしょう。

そして、これは物凄くおもしろかった!
1作目の『精霊の守り人』よりも僕にとってはこっちの方がおもしろかったです。
主人公の女用心棒バルサが、自分の過去と向き合い、普段は蓋をしている自分の生の感情と向き合い、、、そして闇の守り人が何なのかわかったとき、うわぁっと感情の波が押し寄せます。深く静かに心を揺さぶられるような気持ちになります。

ホントに素晴らしい本です。子供向けのファンタジーじゃないです。大人向けです。いや大人も子どもも、みんな読んだ方が良い。
登場人物たちの心の動きもすごく繊細に描かれ、戦いのシーンの迫力もあり、ホントに深い、奥行きのある物語になっています。緻密でリアリティがある。

この『守り人』シリーズ、まだまだ続くので、これから読むのがとても楽しみです。

大根の収穫

今年の1発目のベランダ菜園からの収穫です。
こんな真冬にいったい何が収穫できるのか?
そうです。冬野菜の王様、大根です。
といっても、ベランダでプランタで育てられるような小ぶりな品種ということで、『雪美人』という名の辛味大根です。
ひとつのプランタで3株育てていて、ひとつめを収穫してみました。

IMGP2495.jpg IMGP2493.jpg
大きさは見てのとおり小さいですが、それなりに太って立派な大根です。
掘りたてはみずみずしく、もの凄く新鮮な感じでした。

辛味大根なので、おろしにして食すのが良いということなので、
昨晩はヒレカツを作って、おろしポン酢で食べてみました。
ピリッと辛くてみずみずしくておいしい大根おろしでしたよ。

逃亡くそたわけ

逃亡くそたわけ 絲山秋子著;講談社文庫
逃亡くそたわけ (講談社文庫)

1月5日読了。

年末年始は夢のような9連休です。
のんびりと焼酎でも飲みながら、いやになるくらい本を読める!と張り切って、休みの始め頃にブックオフや新刊書店でたくさん気になる本を買い込みました。
しかし、蓋を開けてみると、なんとなく、初売りに行ってみたり、セールに行ってみたり、スキーに行ってみたり、、、それなりに盛りだくさんの正月休みで。
しかもこの休み中は娘が僕にべったりで、いつも「パパと寝る~!」って。嬉しいんだけど、寝かしつけているうちに自分も寝入ってしまって、気付いたら朝だったり。
そんなわけで、結局あまり本を読めなかったです・・・

というわけで、読みやすい本を新年1冊目に。
この絲山秋子さん、「海の仙人」も気になっていたのですが、まずは軽く読めそうな、「逃亡くそたわけ」にしました。
躁鬱病で精神病院に入院している「あたし」が、同病で名古屋出身の「なごやん」を誘って脱出し、広い九州を南へ南へ、逃亡します。ふたりの会話と行動が、何とも言えずおもしろく、重いけど軽い、不思議なロードノベルです。そしてふたりが行き着いた先は?それぞれがたどり着いた答えは・・・?という話。

正月に読むのにふさわしく、大変読みやすく、笑いあり、でも考えさせられるところあり、少しハラハラもし、、、そして爽やかな読後感で、とてもよかったです。
なにより「あたし」や周りの人々の九州弁が、とっても良いです。心地よい。
僕は仕事の都合で南九州の人、特に鹿児島の人とよく話をする機会が多かったのですが、その人たちの方言の、何とも言えないおかしさと暖かさ、優しさと乱暴さの同居みたいな、そんな雰囲気が思い出されました。
逃亡の道中も、逃げていながらも閉塞感があって、本当の意味で逃亡していないというのは本人たちもわかっていて、それでも引き返すのはイヤだ。そんな重苦しさがあり、この人たちをどうにかしてあげたいなと思いながら読んでいました。
ラストが解放感が感じられる(少なくとも閉塞状態を打ち破り始めたように感じられる)ので、良かったです。
このあとふたりはどうするんだろう。と勝手に想像してしまうような余韻に浸りました。

あけましておめでとうございます

2008年になりました。
昨年このブログを見てくださっていた方々にはどうもありがとうございました。
本年もよろしくお願いします。

昨年は、数えてみると83冊の本を読んだようです。
4~5日に1冊。平均すると2週間で3冊というくらいのペースです。
多くはないけど少なくもない。それだけの本を読めたというだけで、幸せな1年だったのだと思います。

さて、今年は100冊の本を読むのを目標に、がんばります。

あとは、ベランダ菜園での野菜作りと、早朝ジョギングにマラソン。子どもと公園でかけまわる。

そのようなことを柱に、今年も安らかに穏やかに、たくさんの笑顔とともに1年を過ごせたらと思います。
プロフィール

keiboor

Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。