スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ラッシュライフ

ラッシュライフ 伊坂幸太郎著;新潮文庫




6月24日読了。

またまた伊坂幸太郎。今年上半期の収穫は、「水滸伝」のほかには伊坂幸太郎を知ったことかな。
ということで、今回は「ラッシュライフ」です。

別々のストーリーが並行して進んでいきながら、だんだん、それらのストーリーのつながりが少しずつ明かされていって、それでも僕は「あれ?そんなこと言ったって何で?」と相当混乱していたのですが、最後には「あ~そういうことかぁ」とすっきりしました。

で?
うーん。残念ながら、「巧いなぁ~」という以外の感想は持てなかった。。。
この話のひっぱり方、つなげ方、収束させ方、どれをとっても、読者を楽しませるテクニックはすごいと思いましたけど。
いやもちろん、内容が面白くないわけでもないし、十分楽しんだんだけど、、、僕的には、ちょっと技巧に走りすぎた作品かなぁと思う気持ちも少しありました。

さて、この物語では、エッシャーの絵が、象徴的な役割で出てきます。
エッシャーなつかしいですね。高校生のころ、僕もエッシャーの絵を見て、いろいろ考えたものでした。
なつかしく思い出すのは、高校2年くらいの頃か、夏休みに午前中は部活をやって、午後は高校の近くの中央図書館に入り浸って、勉強をぼちぼちやりつつ、飽きてくると決まって、「ゲーデル、エッシャー、バッハ あるいは不思議の環」という本を読みふけっていました。
この本は、ゲーデルの不完全性定理と、エッシャーのだまし絵と、バッハのカノンに関して、なんだか色々書いていて、内容はもはや忘れてしまった(当時も多分理解には程遠かったと思うけど)。でもそのときの知的なゾクゾク感は今でも結構、実感を伴って記憶に残っていて、こないだ本屋さんで偶然この本に出会ったときには「今でも売っているんだ~」と思って嬉しかった。
もちろん買いませんでしたけどね。
そう、それで、エッシャーの絵を見ると今でも何となくドキドキするし、なつかしい気持ちになるので嬉しいのです。

ラッシュライフの感想とはずいぶん離れてしまいましたね。
スポンサーサイト

なすも収穫

今週も菜園は活気付いています。
梅雨だけど雨が少なくて、割と日差しも多いからか、野菜たちが青々としています。
キュウリは今週だけで4本も採れました!
土曜日に収穫した2本です。
20070625235322.jpg
丸々と太っています!曲がっていて不恰好ではあるけど。。
これだけポコポコ採れると、サラダやスティックで食べるのも飽きてきたので、浅漬けにしてみました。
20070625235433.jpg
なんと浅漬けにすると、娘もポリポリ「おいしいねぇ」と言って食べました!これまでサラダや生では絶対キュウリ食べなかったのに。。。勝利!って感じです。やっぱり子どもは漬物が好きですねぇ。

あとは、ナスが採れました!つやつやとしてとてもきれい。
20070625235639.jpg
初成りなので小さめでとりました。
ということで、小さいナス2つじゃ料理も難しいので、結局浅漬けにしました。。。
しかしナスは最近好調で、ボコボコ実が成っているので、今度はいっぺんにたくさん取れたら焼きナスにします。

あとは、、、
・農協に行ったら、赤じそが出回っていたので、梅干に赤じそを加えた。梅干はカビも生えず順調です。
・余った青梅で漬けていた梅ジュースができあがったので飲んでみた。梅エキスがちゃんと出ていて、コクがあるけど爽やかで、おいしいです。

以上、週末のファーマー生活でした。

永遠の出口

永遠の出口 森絵都著;集英社文庫
永遠の出口

6月21日読了。

これはもう、名作ですね。紛れもなく名作。
なぜこの名作を今ごろ!?と言わないで。
前に「DIVE!」を読んだときに、森絵都すごいわと思って、すぐにこの「永遠の出口」も買っていたんだけど、少女が主人公で、小学3年生から高校3年までの9年間を描いた・・・という話を、この30代男が読んで何か感じるのかなぁ。と、手を出し損ねていたのでした。

読んだら、まったくそんな心配は無用。30代男の心にも響きまくり、琴線に触れまくりです。主人公の女の子が、胸を痛めたり泣いたり怒ったり笑ったり、そういうのにいちいち共鳴してしまって、、、自分の子どもの頃を思い出したりして、、、
何度も言うけど、名作です~

子どもの頃と、大人の違いというのは、色々あるようで実はあまりないのかも知れないけど、僕が思うに、一番大きな違いは、たいていのことは何とかなると思えること。世の中に、取り返しのつかないことなんて、死んでしまうこと以外にはほとんどないと、思っているのが、子どもの頃から一番変わったことかなぁと個人的には思います。
それに対して子どもの頃は、いちいち何かあるたびに、これはもう永遠に取り返しのつかないことをしてしまったんじゃないか、二度と元には戻せないんじゃないか、、、と真面目に真剣に悩んだり凹んだりしていました。
だから僕は子どもの頃(特に小学6年生くらいまで)、とても泣き虫だった。
そういう子どもの頃の心の動きなんて、今じゃまったく思い出すこともなかったけど、この本を読んで、心の奥深くに眠っていた、そういう記憶をかすかに揺り起こされました。例えは、友達と言い争っただけで、もう一生仲直りできないんじゃないかと、胸がぎゅうっと締め付けられるほど思いつめたような、そういう思い出。

そういう子どもの頃の真剣さのまま社会人になっていたら、とても世の中渡っていけないと思うので、取り戻したいとは思わないけど、そういうふうに一生懸命だった、よく泣いた子ども時代があったということは、よかったなぁと思います。

幸福な食卓

幸福な食卓 瀬尾まいこ著;講談社文庫
幸福な食卓

6月20日読了。

読み終わって、帯に書いてあるような「涙が溢れるほどに優しくて、温かい」というキャッチには、ちょっと違和感を抱きましたが、それでも読んでよかったとは思います。

正直、最初の数十ページを読んだところで、どうにも小説の世界に入っていけなくて、登場する家族のどの人にも魅力を感じなくて(っていうか血の通った人間性のようなものが全く感じられず)、もう読むのをやめようかと思ったくらいでした。
結局、最後まで登場人物の心の深い部分には触れられなかった気がするし、特に父親はまったくリアルじゃなかった。

でも、物語中盤で、ある悲しい出来事が起こって、それによって主人公は底なしの悲しみに沈み込んで、、、そこで描かれる深い深い喪失感と、そこから少しずつ少しずつ這い上がっていく強さと、周りの人の優しさと無力感、そういうものはよく書けていて、心を動かされました。
よしもとばななの小説を読んだときのような、印象でした。特に初期の、「ムーンライト・シャドウ」とか。(「キッチン」よりも「ムーンライト・シャドウ」の方が僕にとっては印象深い)
僕は個人的には、深い悲しみを癒せるのは、時間以外にはないと思っていますが。。。

それはともかく。
中学校の国語の先生をしながら小説を書いているという、作者の瀬尾まいこさんにはがんばってほしいですね。
僕は中学校のときの国語の先生が、授業中につばを飛ばしながらおすすめした「岩窟王」(「モンテ・クリスト伯」のことですが)を読んで、そのとんでもない面白さが読書の原初体験です。それ以来本に魅せられたと思っていて、その国語の先生には今でも感謝しています。
なので、中学校の国語の先生であり作家でもあるというだけで、応援したくなるのです。

ワイルド・ソウル

ワイルド・ソウル(上/下) 垣根涼介著;幻冬舎文庫
ワイルド・ソウル〈上〉 ワイルド・ソウル〈下〉

6月19日読了。

上下巻の長い小説でしたが、後半はほぼノンストップで一気に読めました。
いやはや、どうやったらこんな話を構想できるんだろう?脱帽です。

1960年代に外務省主導で大々的に行った、南米移民事業が、その実は「棄民政策」的な性格で、、、という掴みから、とにかく、ぐいぐい読者を引き込みます。
上巻の前半、これでもかというくらい、移民1世たちの悲惨で泥まみれの実情が描かれ、これがホントに生々しくてリアルで、気分もどんよりしてしまいます。そして上巻の後半では、彼らの生き残りとその2世たちが、何かを起こそうと企んでいるんだけど、それが何なのかはなかなか明らかにならず、、、引っ張る引っ張る。
そして散々やきもきさせた挙句、下巻に入ってからの疾走感!すごいです。クライマックス、ある意味で悲惨な過去に囚われ続けていた彼らは、それぞれのやり方で決着をつけます。いわば復讐譚であるこの物語の読後感がやけにさわやかなのは、このそれぞれの決別が潔く書かれているからだと思いました。
ひとつだけ納得いかないのは、ケイと貴子の間の話だけです。男と女ってこんなものかねぇ。

しかし、本当にこんな悲惨な移民事業があったのか、それが棄民的な性格のものだったのか、真実はよくわかりませんが、、、
こんな風に人間の尊厳を踏みにじるようなことを国家事業として本当にやっていたのであればとても哀しい。

ベビーキャロット収穫!

ベビーキャロットの収穫をしました!
4月1日にタネを植えてから、そんなに手をかけていませんが、何となく立派に育った感じです。優秀な息子です。

というわけで、お約束の「子どもに収穫の喜びを」ってことで、娘に引っこ抜かせました。
20070617230044.jpg  20070617230122.jpg
全部で33本です!
中には細いのもあったけど、、、初めて育てたにしては上出来でしょう~!

というわけで夜ご飯は、家庭菜園づくし。
ベビーキャロットは本体と葉っぱを、小エビとミョウガ、たまねぎとともに、かき揚げにしました。また同じくベランダで採れたキュウリとベビーキャロットで、野菜スティックです。
20070617230446.jpg
ふふふ。自己満足の食卓でした。

チルドレン

チルドレン 伊坂幸太郎著;講談社文庫
チルドレン

6月14日読了。

「カンバセイション・ピース」、「邂逅の森」と非常に歯ごたえのある本が続いたので、少しライトな本を読もうかなと思って、、、伊坂幸太郎です。

全部で5編の短編ですが、すべてに登場する陣内、これが不思議なキャラクターです。なんと言うか、、、一言で「こういう人です」と言い表せない。
この作者は、こういう「なんとも言いがたい」キャラの人物を作るのが上手で、そしてその人物に持たせる役回りが本当に絶妙です。
読みながら、「こんなヤツいるかい」と思いながらも、彼の動きに期待し、期待通りで安心し、最後は何となくハッピーな気持ちになります。

僕はこの本の中では、「チルドレンⅡ」というお話が一番気に入りました。このお話の中の少年にとってかけがえのない奇跡を、さらりと起こしてしまう陣内がいい。
こういう素敵な話をさらりと読ませる伊坂幸太郎も、陣内みたいに(?)いいですね。

邂逅の森

邂逅の森 熊谷達也著;文春文庫
邂逅の森

6月13日読了。

なんというか、非常に心を動かされた、佳作でした。

僕は「邂逅」という日本語がとても好きで、好きな二字熟語ベスト3に入るくらいなのです。これは辞書を引いたら、「偶然めぐりあうこと」などと味も素っ気もない意味が書いているんだろうけど、この言葉はもっと深い意味だと思う。
例えば、ある瞬間に自分の天命のようなものにめぐりあうとか、今は亡き人の生前の想いにめぐりあうとか、自分が生涯かけて信じてきたものが形になってめぐりあうとか、、、うまく言えないけどそういう意味合いがあると思うのです。

で、この作品は、マタギの世界です。耳慣れない猟の言葉や東北訛りや独特な手触りに最初とまどうけど、一度入り込むと、それこそ息を詰めるような感じで読み進めました。

とても骨太な文章であり、気付くと富治と同化して、昂揚したり息をひそめたり、熊と対峙したりしています。特にクライマックス、静かな文章なのですがすごい迫力!
そして、富治は邂逅するのです!

自分の全く知らない世界をこんなにもありありと感じられるのは、本の力だなぁと思います。映像では何となく客観的になっちゃうような気がする。

読後も、感動というわけではないけど、深い余韻を残します。
富治のように生きたいとまでは思わないけど、自分の信じるものを真摯に追いかけて、まっすぐに生きたい。という風に思えました。

きゅうりも初収穫

きゅうりも、初収穫しました!
20070613002936.jpg
初なりの実は小さいうちに(15cmくらいで)収穫すべし、と本には書いていたのですが、はっと気がつくと20cm近くに!
ものすごい成長です。
というわけで、朝一で1本収穫して、ガリっと食べてみました。
きゅうりの味が、少し濃い感じで、バッチリです!

この調子でいくとキュウリはがんがん収穫できそうです。


あと、菜園とは関係ないが、近所の公園で木に登って青梅を採ってきました。
20070613003229.jpg
梅干作りに初挑戦しています!
本を見ると、色々と管理が大変そうだけど。。。がんばろう。
ちょっと傷モノの青梅は、梅ジュースを漬けました。
こちらはそんなに大変じゃなさそうなので、上手くできたらいいなぁ。

菜園 初キャロット

現在読んでいる本。
「邂逅の森」熊谷達也
です。

最近まとめて読む時間が取れないので、なかなか読み終わりません~。

というわけで読書ネタのアップはもう少し後で。

また菜園の話です。

わりと地味な存在だったベビーキャロットですが、
来週の土曜日に収穫しようと考えています。
で、どのくらいできているのかな~と、我慢できずフライング的に、1本採ってみました!
0609キャロット
お~!ちゃんとニンジンの形をしてます!!ちっちゃいけど。
娘もびっくり。

20070612000837.jpg
とりあえず洗って、カリっと齧ってみました。
やはり、採れたて!おいしい!気がします。

20070612000948.jpg 20070612000956.jpg
きゅうりとトマトも元気に実をなしています。

ナスだけが、なかなか実をつけないのが心配ですが、、、

ということで、来週はベビーキャロットすべて収穫しようと思います。
プロフィール

keiboor

Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
月別アーカイブ
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。