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三国志 2の巻 参旗の星

三国志(2の巻) 参旗の星 北方謙三著;ハルキ文庫(時代小説文庫)
三国志〈2の巻〉参旗の星

1月23日読了。

2巻の白眉は、なんといっても曹操軍3万と青州黄巾軍100万との、とんでもない戦です。なんという迫力!
曹操大丈夫かなぁ本当に勝てるのかなぁと、かなり本気でドキドキしながら読んでいました。結果は知っているのにね。
また、雌伏の孫策が自分の力で立っていくくだりもすごくよいです。

曹操といえば。僕は高校2年生のときに同じクラスだったN井くんという友達に、「おぬしは三国志でいえばまさに曹操だ!」と言われたことがある。彼は世界史、特に中国史に深くハマっていて、いっぷう変わった人だったのですが、いい人でした。
で、「まさに曹操」って言われても・・・英雄って意味か?暴虐非道って意味か?などと考えていたら、彼から来た年賀状に、「人心を捉えうる人をつくづく羨ましゅう思うた1年でありました。」と書いてあったので、「あぁそういう意味だったのね」と妙に嬉しかった記憶があります。

というわけで僕は三国志の中では曹操が一番好きなんだけど、これからこの北方謙三版の三国志を読み進めていくうちにどう変わっていくか、楽しみです!
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水滸伝 4 道蛇の章

水滸伝 4 道蛇の章 北方謙三著;集英社文庫
水滸伝 4 (4)

1月22日読了。

待ちかねた「水滸伝」第4巻です!

前も少し書きましたが、本当に読んでいて血沸き肉踊る。おもしろすぎる!早く読みたいけど、残りページが少なくなってくるのが惜しくて・・・という感じです。

4巻でも、好漢たちがイキイキと活躍しています。
旅に出た宋江が、先々で出会う荒くれたちを感化し、志を植え付けあるいは呼び起こしながら進んでいきます。
一緒に旅をしている武松のキャラクターも大好きだし、新しく出てきた李逵の朴訥なまっすぐさもいい!
李富と馬桂の謀略が楊志に迫り、黄文炳の追手が宋江に迫り、どうなるんだぁ~・・・というところで終わりです。次巻につづく。

漢たるもの志を忘れちゃいかんなぁ、、、と、我が身を省みて思います。どの巻も、読み終わったときに奮い立つような気持ちになります。

こんな中国の古典に、こんなに感情移入し、登場人物に肩入れできるっていうのは、北方謙三の上手さなんだろうなぁ。

続きが楽しみです。早く1ヶ月たたないかなぁ~。

三国志 1の巻 天狼の星

三国志(1の巻) 天狼の星 北方謙三著;ハルキ文庫(時代小説文庫)
三国志 (1の巻)

1月19日読了。

なぜ今さら三国志を読んでいるかというと・・・
実は最近、北方謙三の「水滸伝」に、どっぷりはまっています。
待望の文庫化が始まって、毎月1冊ずつ読み進めています。これがもう、おもしろいの何の!血沸き肉踊るとはこのことです。

で、北方謙三は三国志の方もおもしろいと評判だし、水滸伝の新刊を待っている1ヶ月の間、なんとなくこの世界から離れたくないなぁと思っていたところ、例の家の近くのブックオフの100円文庫コーナーに、北方三国志がずらりと並んでいるのを発見!迷わず購入しました。

1巻はまだ物語は序の口だけど、登場人物が各々しっかり書かれていて、今後の展開に早くもワクワクしています。特に呂布が、なんとなくイメージと違っておもしろい。

続きが楽しみです。

13階段

13階段 高野和明著;講談社文庫
13階段

1月14日読了。

ブックオフで買ってきた本です。
僕はブックオフがとても好きで、特にうちの近くのブックオフは文庫本コーナーが非常に充実していて、文庫100円コーナーも数多く、お気に入りです。
特に正月なんかは、いつもは定価の半額の文庫コーナーも200円とか250円均一のセールをしているので、つい大人買いをしてしまう。今年も10数冊まとめ買い、千数百円でした。
そんな中の一冊です。

乱歩賞の中でもすごくクオリティが高いという評判どおり、すっかりのめりこんで読みました。最後のどんでん返しも、ちょっと無理があるような・・・と思いながらも、「そうきたかぁ!」と素直に思いました。
ぐいぐい読ませるので長いと感じなかった。

ただ、扱っているテーマはすごく重い内容です。人が人を許すことはできないのだろうか。
人が、他人を憎み続けるのも、許すのも、どちらにしてもすごくエネルギーを使うことだと思います。特に、人を許すということは、中途半端にここまでは許すけどここからは許さない、ということがありえない。だからこそ、人を許すというのは難しいし、すごく大きな行為だと思います。
この物語の中には、憎しみの気持ちや許しを求める気持ち、許したいという気持ち・・・そういう強い感情を心に抱えている人物がいっぱいいるのに、そういう内面にぐぐっと感情移入するようなところまでは行かなかった。それだけが少し残念でしたが。

ともあれ、読んで損はありません。未読の方はぜひ。

彗星の住人

彗星の住人 島田雅彦著;新潮文庫
彗星の住人―無限カノン〈1〉

1月11日読了。

待ってました!「無限カノン3部作」、ついに文庫化です!
単行本のときから気になっていて、早く文庫にならないかなぁ・・・と思っていたところでした。

というわけで、さっそく第1部、「彗星の住人」読みました。

いやぁ~、良かった。ガツンと読み応えがありました。
恋愛小説なんだけど、甘いやわなお話ではないです。一族に代々受け継がれ、そして新たに紡ぎだされる、激しく切ない恋の物語が、国家や歴史と絡まりあって壮大に展開します。
読んでいるうちに息が詰まってくるような感覚でした。

僕が今まで読んだ、恋愛小説っぽい小説の中で一番気に入っていたのは、「本格小説」(水村美苗著;新潮文庫)で、そのときも同じように息が詰まるような感覚で読みました。それに匹敵するくらいよかった。
おすすめです!

最近のよく売れる恋愛小説は、なんだか安易に(白血病とか使って)恋人を死なせてしまって、主人公の悲しみに同調させて、「さぁ読者も泣け!!」っていう押し売りイメージがあって読む気がしないですが、恋愛小説ならこういう本こそたくさん売れてほしいですね。
文章もすごくよく練られていて、読み心地もよいです。

3ヶ月連続で刊行される第2部、第3部にも期待大です!

東京タワー

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ リリー・フランキー著;扶桑社
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

1月7日読了。

2007年一発目の本は、言わずと知れた昨年度の本屋大賞受賞作。
正月休みは、夜はのんびりと酒を飲んで過ごしていたので、あまり重くない本、肩肘張らずに読める本にしようかなぁと考えていたところ、たまたま妻が友達からこの本を借りていたので、読んでみることにしました。

母親と過ごした日々、そして母親の死。その長い年月の作者の思いとその変化を丹念につづった私小説みたいな感じです。タレント本と聞いただけでなんとなく敬遠してしまいますが、意外と読めたし楽しかった。
そして終盤の母親の死に向かって話が進みます。。。そこで号泣!という評判が多いですが。。。僕は少しうるっとしたものの、本格的には泣けませんでした。
なんというか、家族の関係や、オトン/オカン/ボクの各々の行動や考え方や性格が、僕とはあまりに違いすぎて、感情移入しきれなかった。
3人のうちの誰かにでも感情移入できれば、泣けるんだろうなぁと思いつつ、何か客観的に読み終わってしまいました。

同じように息子と母親の物語で、母親の死が出てくる小説なのですが、昨年読んだ「卒業」(重松清著;新潮文庫)の中の「まゆみのマーチ」「追伸」の2編は泣けました。
未読の方はぜひ。

これでこれまでの本屋大賞を全部読みましたが、僕的には
 1位:「博士の愛した数式」(小川洋子著;新潮文庫)
 2位:「夜のピクニック」(恩田陸著;新潮文庫)
 3位:「東京タワー」
という順番かなぁ。

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前々から読書ブログをしたいと思っていましたが、ついに作りました。
こつこつと読み終わった本を紹介していきますので宜しくお願いします。
プロフィール

keiboor

Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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