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考える人 2008年春号

考える人 2008年春号 新潮社
考える人 2008年 05月号 [雑誌]

特集があまりに魅力的だったので、買っちゃいました。
『海外の長編小説ベスト100』
単に100冊並べただけでなく、色々な角度から、色々な観点で、色々な人が、海外長編小説の魅力と愛を語っています。読み物としても面白い!

やはり、上位は『百年の孤独』、『失われた時を求めて』、『カラマーゾフの兄弟』、・・・
予想どおりだなぁ、と思いつつ、ため息をひとつ。
そう、実は僕は『百年の孤独』と『失われた時を求めて』は、未だ読み通せていないのです。。
どちらも、学生時代から何度か挑戦しているのですが、いずれも途中で挫折しているのです。
あぁ、また挑戦したくなってきた。読みたくなってきました!
これらの本を読破したときに、自分がひとつ別のステージに達するのだろうな、という予感があります。
そういう本は確かにあるんじゃないかと思っていて、僕にとっては高校時代に『罪と罰』(ドストエフスキー)を読んだとき、あるいは『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹)を読んだとき、『カラマーゾフの兄弟』を何度目かの挑戦でついに読了したとき、学生時代に『人間の運命』(芹沢光治良)を読んだとき、そして僕のオールタイムベスト1である『深い河』(遠藤周作)を読んだとき・・・
具体的に何がどうということはうまく言えないのですが、その本を読んだことによって、自分が、その本を読む前とは(ほんの少しだけ)違う自分になったような気がした。そういう体験。
それが、『百年の孤独』や『失われた時を求めて』を読んだ暁には必ず待っているんだろうな~と予感しているのですが、、、壁は厚い。
でもそれがこの先の人生に残っているってのが、素晴らしくワクワクするではないですか。
ベスト100のうち、僕が読了している作品は、わずか26作でした。
ってことは、あと74回は優れた海外長編小説を読破する愉悦が待っているということで。ふふふ。楽しみです。

しかし、僕はそれなりに海外文学も読んでいるつもりでいて、「海外文学のコアな読者は三千人くらいしかいない」という「コアな読者」までは行かなくても、その予備軍(五千人くらい?)には入っているつもりでいましたが・・・改めてこうしてみると未読だらけ、まだまだでした。

話は変わりますがいよいよ今週末、20日はかすみがうらマラソンです。今シーズン最後のフルマラソン、もちろんタイムが早いに越したことはありませんが、、、爽やかな春の陽気のなか、気持ちよく走破できたらいいなと思っています。
出場するみなさん、がんばりましょう!
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yom yom vol.6 (2008年3月号)

yom yom vol.6 (2008年3月号) 新潮社
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]

3月30日読了。

今回は、小野不由美さんの『十二国記』の新作が掲載される、ということで思いっきり評判になっていましたね。
実は僕は『十二国記』はまだまったく読んだことがありませんでした。
日本のファンタジーの最高峰という評判なのは知っているのですが、手が出なかった。
なぜかというと、実は小野不由美さんのホラーの傑作 『屍鬼』を、今までに何度か読もうとしたのですが、いつも1巻かせいぜい2巻の途中で挫折してしまっています。不思議なことに。
で、「あ~やはり面白い面白くないとは別に、文体が合う合わないというのはあるんだなぁ」と思って、この作家の文章は僕には合わないのだと思っていました。

で、今回yomyomで読んでみたわけなんですけど・・・あれ?って感じで。いいですね。わりといい。すんなり読めましたし、面白かった。職人の悩みと葛藤みたいなものの心理描写がよかったです。
これはいいかも。。。というわけで、ブックオフに『十二国記』シリーズの最初の方を買いに走りました。読んでみよっと。

あとは、森見登美彦『或る失恋の記録』。相変わらずな、しょうもなさがいいです。変に格好つけたり美化せず、しょうもないものは最後までしょうもないという、学生生活の現実的な面をシビアに描いています。ファンタジーと括られているけど・・・

それから、イーユン・リー『獄』。これは発見ですね。ものすごくよかった。すごく生々しい人間の感情をあらわに描いていますが、物語のスケールは大きい。人間の感情ってやっぱり万国共通なんだなぁと思ったり。
このイーユン・リーさんは新潮クレストブックでもう2冊くらい出ているのかな。僕は新潮クレストブックのシリーズは死ぬまでに全部読もうと心に決めているので(なかなか進捗しませんが)楽しみです。

その他にも、いつもどおり重松清『にんじん』はツボを心得た語りだったし、恩田陸『青葉闇迷路』は独特な不思議さと切なさを持つ世界でよかったです。
オススメです。

yom yom vol.5 (2007年12月号)

yom yom vol.5 (2007年12月号) 新潮社
yom yom (ヨムヨム) 2007年 12月号 [雑誌]

12月6日読了。

今回の表紙はオレンジ色でした。色が尽きたらどうするんだろう・・・と余計な心配をしつつ。電車と高速バスの中で大部分読みました。

今回は、梨木香歩の『家守綺譚 ヤマユリ』ということで、家守綺譚シリーズがありました。とても短い掌編ですが和の世界を濃密に描いており、存在感がありますね。好いです。
それから、重松清の『さよなら、ジャッキー・ペイパー』。もう作者の本領発揮です。電車の中にも関わらず、完全に泣かされました。この手の話には、ホントに僕の涙腺は弱いんです。ちなみにジャッキー・ペイパーは、PUFF, the magic dragon lived by the sea, ~ で始まるピーター・ポール&マリーの『パフ』の歌詞に出てくる少年の名前です。僕は子どもの頃、父親に聴かされて、このPUFFの歌は知っているし好きなメロディですが、こんな切ない歌詞だとは知らなかったです。
あとは、恩田陸の『青葉闇迷路』、いいですね。不思議な雰囲気を醸し出しています。独自の作品世界を作れるのが凄いですよね。続きが気になって身もだえする感じではないのですが、何となく次も読むんだろうなと思います。

今回気になったのは、そんなところでした。

yom yom vol.4

yom yom vol.4 新潮社
yom yom (ヨムヨム) 2007年 10月号 [雑誌]

10月8日読了。

読了と言っても小説ではありませんが・・・
新潮社が3ヶ月に1度くらい発行している、文芸雑誌です。
文芸雑誌と言っても硬派ではなく、色んな作家の小説やエッセイを軽く読めて、結構好きな雑誌です。
一冊読むと、長編小説を1冊読むのと同じくらいのボリュームがあります。

今回面白かったのは、重松清「チャーリー、牽制球に気をつけろ」(短編読み切り小説)と、恩田陸の「青葉闇迷路/イパネマの娘」(連載小説)でした。特に恩田陸の「青葉闇迷路」は、独特の雰囲気があって、ちょっと訳わからなくて、不気味で、なかなかいいですね。恩田陸は「夜のピクニック」しか読んだことがないという素人なのですが(そして「夜のピクニック」はとても好き)、この「青葉闇迷路」もゾクゾクして、違った意味で好きな感じです。

色んな作家を気軽にチョコ読みできるので、この雑誌は良い試みだと思います。さすが新潮社、業界の横綱ですな。

雑誌について

先日、ダ・ヴィンチの特集記事にまんまと乗せられて伊坂幸太郎を読んでみたら、とてもよかったということを書きました。
ということで、雑誌についてです。

ダ・ヴィンチは、僕が大学1年の頃からだから、もう14年くらい(!)毎月読み続けている雑誌です。
ダ・ヴィンチ 2007年 04月号 [雑誌]
あまり面白くない特集のときも時々あるけど、僕の青春時代に、良い読書の道標になってくれたと思います。

同じくほぼ毎月読んでいる雑誌。本の雑誌です。

これも、当たり外れはあるけど、結構おもしろい本の情報を仕入れられているような気がする。熱いんだか適当なんだかよくわからないような執筆陣も、いいです。

そして、最近いいなぁ!と思った雑誌です。yomyomです。
 
見た目はかわいらしいけど、中身は盛りだくさんだし、結構硬派な雑誌です。情報誌ではなく文芸誌。
季刊なので、ゆっくり少しずつヒマなときに読めばいいし、それで結構新たな出会いがある。
僕はyomyomの1号で、初めて梨木香歩という人の「家守綺譚」に触れて、「あ~こりゃ素晴らしいわ」と思って本屋に文庫本を買いに走ってしまいました。
たぶん、こうやってチョコ読みでもする機会がないと、梨木香歩の本を読もう、ということには一生ならなかったような気がします。これまでの僕の読書趣向では接点が持てなかったと思うので。

今後も、新たな出会いに期待しつつ、これらの雑誌とは付き合っていくんだろうなぁと思います。
プロフィール

keiboor

Author:keiboor
茨城県つくば市在住の35歳・男
妻と5歳の娘、0歳の息子との4人暮らし
職業;エンジニア

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